2011年2月6日

おかえり、アートな休日。

突如暇になったので、久々に展覧会はしごしてみました。

最初は、「特別展 ダヴィンチ〜モナ・リザ25の秘密〜」へ。
日比谷公園特設会場にて開催。
レオナルド・ダヴィンチの作品や発明のレプリカで、 
彼の頭の中を覗いてみようという展覧会。

多彩で天才だなーと改めて思いました。
500年前にすでに飛行機や自動車の原型を考えていたり。
精細な解剖図を描いていたり。
整然とアイデアの書かれたノートが印象的でした。
天才のノートはやっぱりキレイなんだ。

モナリザの描かれた当時の色が再現されていて、
こんなに透明感のある美しい色彩だったんですねと。

知れば知るほど面白いなーとおもった。


続きまして。
今年こそ行きました、文化庁メディア芸術祭!

やっぱりねー現代のあらゆる技術やメディアを使って
あたらしい表現を作っている最先端は面白い!
好きだった作品を書いておこう。

The EyeWriter (Art部門)
目の動きだけで絵が描ける装置。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)で体が麻痺したグラフィティアーティスト、TEMPT1が「再び絵を描けるように」という願いをきっかけに始まったプロジェクト。
体験してみました!
ちょっと調整をするだけで、本当に目の動き通りにカーソルが動く。かなり精巧。
それなのに、装置はわずか20,000円という!!オープンソースだし。
これだけ安価にできるようになると、使える人が増えていくんじゃないかなと。

Cycloïd-E (Art部門大賞)
水平方向に連結した5本の筒を回転させながら、先端のスピーカーから音を発するサウンドスカルプチャー。
筒が回転するときに遠心力がかかって音が歪んだような感じになる。
生きている蛇みたい。


The Men In Grey (Art部門)
ハードウェアやソフトウェアがぎっしり詰まったブリーフケースを抱え、グレーのスーツに身を包む謎めいた2人の男。彼らはオープンワイヤレスネットワークを利用し、わたしたちの回りにあふれる目に見えない情報を収集して公開し、跡形もなく消え去っていく。
いつどこで情報が見られてるかわからない、という日々感じている危機感を表現されたなーという気がした。


The Wonder Hospital (Animation 部門)
謎の病院を訪れた1人の女の子。整形手術で理想の「after」を求める彼女は、病院内で得体の知れぬ生物たちの奇妙な行動に次々と遭遇。摩訶不思議な彷徨の後に、彼女が得た「美」とは……。肉体美に対する考え方を一変させる、謎めいた病院での超現実的な体験を、3D&パペットアニメーションで描写した、イマジネーションに満ちた作品(11分24秒)。
キャラクターが好き。
不気味なんだけどなんかカワイイ。
パペットアニメーションはなんか好きなんだよねー


と、他にも面白いのいっぱいでした!
あと、最後に感想を透明なフィルムに書くプロジェクトがあって。

情報を集める、公開する、共有する、分類する・・・という
いろいろな方法が見られて、とても参考なったよ。

さーノベルティでも考えようかな。